<!--This file created 99.8.8 14:21 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>agatsu-j-24</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#E6E6E6"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2" COLOR="#0000AF">論説</FONT></B></CENTER></P><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#AF0000">私達はコソボ難民に何ができるのか</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>3年　木村吾勝</P><P>　　日本時間3月25日、NATO軍がセルビアに対して空爆を開始した。NATOはセルビア人のコソボ自治州における「民族浄化」をやめさせるために空爆をしている、と説明している。つまり悪しき人権侵害対する正義の戦いだということである。</P><P>　この戦争ではコソボ自治州の住民、特に女性や子供が最も犠牲になっている。住む家を追われ、着の身着のまま戦禍から逃れてきた彼らは、今も苦しい生活をしている。問題は劣悪な衛生環境や、足りない生活物資といった、物質的問題だけでない。暴力事件に巻き込まれたり、殺人を目撃したり、目の前で家を焼かれたりした人々、特に子供達は、心に大きな傷を負っている。難民の数も増え、周辺諸国も難民の受入を拒否または制限した。</P><P>　NATOの空爆を是とするか非とするか、それは一概には言えない。NATOの空爆がアルバニア系住民への弾圧をやめさせたのは事実だ。その一方で主権国家に対する国連決議のない武力行使は断じて許容できるものではない。また、バルカン半島の歴史は複雑で、民族感情というものを無視することも不可能だ。それゆえ、早急なる解決は存在しない。直接の武力行使が終了し、両者が話し合いの席に着いても、争いがなくなることは決してない。　</P><P>　そして、日本政府にもこの戦争を調停する事は不可能だ。しかしだからといって、私達市民が彼らに対してできることは何もないというわけではない。阪神大震災を思い出してほしい。あの時、無惨に破壊された町にボランティアに行った人、僅かながらも募金した人、それら全ての人が神戸の復興の手助けをしたのだ。その事を思い出してほしい。私達は決して無力ではないのだ。必死に立ち直ろうとする人達を応援、援助することができるし、すべきだ。毛布、寝袋、テント、水、調理済みの食料（MRE)、衛生用品、医療器具など、全て私達にはありふれたものだ。この豊かな国日本に生活している私達には、難民に手をさしのべるだけの余裕があるはずだ。</P><P>　</P><P>日本赤十字社海外救援金の取扱いについて</P><P>郵便振替　加入者名：「日本赤十字社」　口座番号：００１１０−２−５６０６</P><P>※振替用紙の通信欄に「旧ユーゴスラビア救援」と記入してください。</P><P>　手数料は免除されます。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../24english/agatsu-e-24.html">English</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../24english/24topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>