<!--This file created 99.8.8 14:22 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>kataoka-j-24</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#E6E6E6"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#AF0000">時の人、宇多田ヒカル</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2年　片岡暁子</P><P>　今、日本で最も注目されているアーティスト、宇多田ヒカル。弱冠16歳にして、一国で売れたCD枚数の世界一を記録し、日本の歌謡界に大きな旋風を巻き起こした。両親が二人とも音楽家であるという恵まれた環境の中で生まれ、その若さにして抜群の歌唱力と、シンガーソングライターとしての才能を持ち合わせた彼女が作る音楽は、今まで私達が聞いていたものとは全くといっていい程違うものだった。1999年、日本に突如として現れた宇多田ヒカルとその音楽は、一瞬のうちに私達を魅了し、日本音楽史上に残る人物となった。</P><P>　日本にも、彼女以外に『実力派』とよばれる女性シンガーはたくさんいる。吉田美和やMisia、UA等が挙げられる。彼女達はいずれも歌の実力がある上に作詞や作曲をこなしている人たちである。にもかかわらず、なぜ宇多田ヒカルが優れた女性達の中でもひときわ注目されているのか。彼女の歌は他とは何が違うと言うのだろうか。</P><P>　それはまず彼女の声の出し方、歌声の中に見つけることができる。彼女の歌い方は、ただ単に声を出すのではなく、力まずに体全体で表現している。その歌声は人々を魅了する力を持ち、圧倒的な実力と存在感を感じることが出来る。体全体を使って歌うという、表現力にあふれた彼女のスタイルは、今までの日本人にはなかった独特なものである。　そしてもう1つは、彼女の育った環境である。音楽の本場であるニューヨークで生まれた彼女は、英語も日本語も話すことができる。今までの日本人にはなかった特徴を含めた才能と、彼女を取り巻く環境。これらの点が数多くの注目を集め、私達がさらなる関心を抱く理由である。</P><P>　日本では、今、彼女の音楽をきっかけに日常の音楽としてR&amp;Bが浸透しつつある。R&amp;Ｂ--リズム＆ブルースという言葉を御存知の人も多いことだろう。R＆B特有のシンプルで覚えやすいメロディとテンポは、歌唱力と表現力、そしてリズム感が要求される。まさに宇多田ヒカルは、その要素を完璧に持ち合わせた大きな存在と言っても過言ではないだろう。常に新しい物が要求される現代の世の中で、彼女自身と彼女の歌はどのように変化し、またどのような表現を見せてくれるだろうか、これからの宇多田ヒカルが楽しみである。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../24english/24topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>