<!--This file created 99.8.8 14:23 by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>kei-j-24</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=757 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#E3E3E3"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2" COLOR="#AF0000">パッチ・アダムス〜愛の伝染〜</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>1年　白浜恵</P><P>　トム・シャドヤック監督、ロビン・ウィリアムス主演のアメリカ映画である『パッチアダムス』が、９９年３月日本で公開された。この映画は実在するパッチ・アダムスが精神病棟に入った頃から医大を卒業するまでを描いたものである。日本では大きな話題にはならなかったが、彼が自分の医療活動を記した本を出版したことをきっかけに製作され、全米で大ヒットした。</P><P>　ヒットの理由をロビン・ウィリアムスは「大衆がシステム的な医療現場の中でパッチ・アダムスのような医者を必要としているからではないか。」と来日記者会見で語った。</P><P>この映画は、現代を鋭く捉えた優れた作品なのである。</P><P>　パッチ・アダムスはアメリカ人の精神科医である。「笑いによって人は心身共に回復に向かう」というのが、彼の自論で、この事は医学界の常識となっている。彼は１８歳の頃に自殺未遂をし精神病棟に入院した。そこで同じ病棟の仲間と接するうちに、笑いは人の心を癒すという事に気づいたのである。この映画にも彼が「笑いの効果」を試すシーンが数多く描かれている。</P><P>　小児病棟に入り込み、病気に苦しむ子どもたちを笑顔に変えていくシーンも目立ったものの一つである。彼はワゴンにあった浣腸用の赤いゴムボールを鼻につけ、足にはおまるをはめて子供たちを笑わせようと動き回った。そんなパッチの姿に、私は感動を覚えた。</P><P>このシーンにはパッチ・アダムスの偉大さ、やさしさが表われていた。</P><P>　私がこの映画の中で、一番印象深いのは、パッチの退院前夜に仲間の一人であるアーサーが「この指は何本に見える？」と四本の指をかざして聞くシーンである。パッチは「四本」と答えた。しかし、アーサーは「指だけを見るのではなく、焦点をずらしてアーサーのことも見れば、二倍に見える。答えは八本だ。」と言った。パッチは、この出来事によって、普通人々が目を向けない事にも目を向ける事の大切さを教わった。</P><P>　アーサーからパッチへのアドバイス、そして、パッチの患者を思いやる姿は、偏見を持つことが多く、人の本当の姿を見落としがちな現代人に、物事の真意を見定めることの大切さと人を思いやる事の大切さを教えてくれた。</P><P>　この映画の劇場公開は終了したが、ビデオ化の際にはぜひ多くの人に見て欲しい。そして一度、人との関わり合いについて考えて欲しい。その中で、人々が暖かい心を取り戻す機会をもってくれることを期待する。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../24english/kei-e-24.html">English</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../24english/24topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>