<!--This file created 02.1.16 3:51 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>tanaka30j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1" COLOR="#0000AF">教科書問題</FONT><FONTSIZE="+1">　</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>２年　田中瞳　</P><P>　２００２年度から使用される全８社の中学歴史教科書について韓国、中国、北朝鮮から修正要求をうけた。特に今話題になっている「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した扶桑社の教科書に対しては、韓国から２５項目、中国から８項目、北朝鮮から２０項目以上と多くの修正要求をされた。なぜ今まで他の国から修正要求などされたことがなかったのに、来年度の新しい教科書に対してこの様なことが起こったのだろうか。それを考えるためにも、実際に扶桑社の教科書の本文から、修正要求をうけたいくつかの問題点とされている部分を挙げていく。また今までの歴史教科書にはどのように記述されていたのかを比較するため平成９年度版の教育出版社の中学歴史教科書からも抜粋する。（以下の文は１扶桑社、２教育出版社、３修正要求とする）</P><P>＜韓国＞　　</P><P>　「軍隊（従軍）慰安婦」</P><P>１）記述なし</P><P>２）記述なし</P><P>３）１、軍隊慰安婦問題を故意に脱落、残虐行為の実態を隠ぺい。２、日本政府も９３年８月に官房長官談話で日本軍が慰安所を設置し、運営に直・間接的に関与し、本人らの意志に反して行われたことを認定。</P><P>＜中国＞</P><P>　「南京虐殺事件」</P><P>１）１、日本軍は国民党政府の首都南京を落とせば蒋介石は降伏すると考え、１２月、南京を占領した（このとき、日本軍によって民衆にも多数の死傷者がでた。南京事件）。２、東京裁判では、日本軍が１９３７（昭和１２）年、日中戦争で南京を戦略したとき、多数の中国人民衆を殺害したと認定した（南京事件）。なお、この事件の実態については資料の上で疑問点も出され、さまざまな見解があり、今日でも論争が続いている。</P><P>２）記述なし</P><P>３）日本には中国東北地方に対し略奪を働いた。大量の移民を行い、土地を強制的に占領した。日本軍は細菌戦を研究する試験基地を造り、「７３１部隊」は多くの生体実験を行い無数の中国民衆を殺害した。これらの事実を隠し、「繁栄」を美化しようとしている。</P><P>　「大東亜会議」</P><P>１）日本はこれからのアジア各地域に戦争への協力を求め、あわせてその結束を示すため、１９４３年１１月、この地域の代表を東京に集めて大東亜会議を開催した。会議では、各国の自主独立、各国の提携による経済発展、人種差別撤廃をうたう大東亜共同宣言が発せられ、日本の戦争理念が明らかにされた。</P><P>２）記述なし</P><P>３）大東亜会議出席者は、主に日本侵略軍が支えていたかいらい政権で、アジアを代表することは不可能。各国人民の支持を得ていたという印象を与える。</P><P>　これらを見て分かるように、今までの教科書と扶桑社の教科書の記述は多少違う部分がある。出版社が違うから記述が違うのは当り前だが、今回このように修正要求がきたということは、歴史には不明な点が多いが、内容が真の歴史と異なっているからではないか。「新しい歴史教科書をつくる会」は生徒たちに明確な日本や世界の歴史を教えるために研究し、この教科書を主導し制作したのだろう。しかし、この教科書が出版されたことで修正要求を求められ、また他の出版社のものまで批判されてしまった。私たちは来年度用の教科書を扶桑社以外見ることは出来ないく、はっきりとしたことはわからないが、もしかすると今回新しく「新しい教科書をつくる会」が主導したこの扶桑社の教科書が出版されることにより、文部科学省あるいは他の出版社がこの教科書に何らかの影響を受けたのではないか。</P><P>　これからはまたこのようなことが起きないように、日本、韓国、中国や北朝鮮だけでなく他のアジア諸国で協力しあい、歴史の事実関係をはっきりさせていって欲しい。そして子どもたちにとってもまた歴史を知り、他の国々の人たちと話し合いをすることは、とても重要なことだろう。歴史に学ぶということは、過去の誤りを知り、その教訓を生かす力を養うことではないだろうか。教科書はそれを促すものであってほしいし、教科書を考えることで次の世代になにを伝えたいのかを語り合うきっかけとなっていって欲しい。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../30english/tanaka30e.html">English</A><BR><A HREF="../30english/30topics.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P></BODY></HTML>