<!--This file created 02.4.28 3:46 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>itou32j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#D6D600">市民参加の大雪像作り</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>1年　伊藤　奈津子</P><P>2月5日から11日に開催された第53回さっぽろ雪まつりは、大通会場に206基、真駒内会場に6基、すすきの会場に100基の合わせて312基の氷雪像が作られ例年通り多くの市民、観光客を楽しませた。</P><P>今年は例年と違ったコンセプトで雪像が作られたことに、市民は気がついただろうか。大通の大雪像5基は昨年までは全て自衛隊によって作られたのであるが、今年は自衛隊が3基、市民ボランティアが2基を制作したのである。</P><P>　市民ボランティアが手がけたのは、4丁目の来年築城400年を迎える松山城を記念して、松山城と松山市ゆかりの『たぬき』を列車にみたて、半世紀ぶりに同市に復活した坊ちゃん列車」を競走させるという夢いっぱいの楽しい雪像『坊ちゃん列車と競走だ』と、10丁目の今年日中国交正常化30周年を迎えるにあたり、中国の代表的な遺産であ『万里の長城』と『兵馬俑』とを人気アニメ『名探偵コナン』の雪像と一緒に配置することで壮大な歴史ロマンの世界を親しみやすく表現した『名探偵コナン　中国・歴史の旅』であった。</P><P>今回職員ボランティアとして『坊ちゃん列車と競走だ』を手がけた厚別区役所の太田係長に話を聞くことが出来た。太田さんは職場の公園計画の中で冬の公園利用活性化のため、3年前から大・中雪像を作る自衛隊員、消防局に混じって職員ボランティアとして参加している。参加してみると、見るのと作るのでは違うという感想を持ったそうだ。</P><P>　今年は高さ13メートルもある大雪像で、自衛隊員、OBの指導を受けながら職員ボランティア、市民ボランティア、アルバイトと共に作り上げた。太田さんは雪練りや顔の部分、軒の部分、雲の部分を作るなど、1つの作業に偏らないように多くの作業に参加したという。およそ1ヶ月（太田さんの参加日数は約10日間）かけて、できあがった雪像を見上げると、自分の作った部分を見つけては「これが自分の作った部分だ！」とうれしく、愛着がわくという。</P><P>また市民ボランティアは300名以上に昇り、その他に道外から参加した人たちが22名いたという。その中には雪のない三重県から参加した人もいたそうだ。最近では、作る過程をわざわざ見に来てくれる人がいるのでやりがいがある、とも語ってくれた。今年で4年目になり雪像作りに慣れてきたが、やはりまだ指導される側だ、と語る太田さんは、来年も機会があれば参加する、と話してくれた。</P><P>毎年札幌の雪まつりを見物している中年の夫婦は「去年に比べて大雪像が小さく見え、市民の小雪像が目立つような気がする。」石狩市の年輩の女性は「市民が小雪像を作る楽しみもわかるが、観光客のためにもっと大雪像を作ってほしい」という意見もあった。インタビューをした日は暖かくて雪像が溶けていたということもあり、雪像がかわいそうだという感想も聞かれた。</P><P>　多くの市民や観光客が大きな変化には気付かなかった事で、「雪まつりを市民の手で」というコンセプトは成功したのではないか。しかし将来的に「全てを市民の手で」ということになるとトラックでの雪運びや、雪の積み上げなどがあるので、自衛隊なしの作業を考えるとまだまだ多くの課題が残る。とはいえ、国際雪像コンクールもあり、さっぽろ雪まつりは今後とも盛大な冬の祭りとして残していきたい年中行事である。</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../32english/32topics.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>