March 20, 2002 発行
今号は今年から始まったロシア語検定、3月末日で退職し、札幌を離れた英語学科の福原先生とロシア語学科の相馬先生のインタビュー、また私たちの学生生活をサポートしている自治会執行部の取材をしました。
社会面では田中元外相の更迭、国民の不安感を煽った雪印問題、NGOの参加拒否問題などを通して、様々な角度からあまりにも古すぎる日本の政治やマスコミを考察しています。論説では、そのあまりの軽率さで社会に衝撃を与えた、ホームレス集団暴行事件を取り上げました。
|
|
The collapse of Snow Brand How did they lose their ethics? |
◆雪印が不祥事によって崩壊の危機に瀕している。それは国民の安全よりも会社の存続を最優先にした結果である。 |
☆Professer Fukuhara finishes teaching at SU An interview before his retirement |
◆定年退職する福原教授のインタビュー。彼の授業は挑戦的であり、学生のやる気を掻き立たせてくれた。 |
The attitude of students at SU |
◆私たち札大生に欠けているものはないのだろうか?現在の札大生とこれからを考える。 |
☆Citizens large snow statues |
◆さっぽろ雪祭り、市民参加型に向かう。ボランティアが大雪像2基をはじめて製作した。 |
Sapporo Day Care Center:Living with the mentally-handicapped |
◆約80人の精神障害者がリハビリをしている「札幌デイケアセンター」の活動内容。 |
Japanese to Read Aloud: Jewels of Japanese language |
◆『声に出して読みたい日本語』は、多くの人が暗唱・朗誦の良さを味わう媒体になるだろう。 |
The Son's Room: Realizing family's importance |
◆カンヌでパルムドール賞を受賞した「息子の部屋」は私たちに家族の温かさを訴える。 |
A look at how the media reports news: The example of Tanaka's dismissal |
◆理想の報道とは何か。外相ら更迭をめぐる報道から報道機関のあり方を考える。 |
NGOs aim for a better future for everyone |
◆NGOをあなたは知っていますか?世界に活動を広げる彼らの活動を調査した。 |
The sudden dismissal of foreign minister Tanaka |
◆田中外相更迭によって再び露呈した日本政治の不透明さを憂える。 |
☆To be Indian is easy; To be Lakota is difficult |
◆留学中に訪れたインディアン保留地で文化維持に努力するラコタ族の姿を見た。 |
Towards the eradication of terrorism |
◆米国と先進諸国は、テロを撲滅するためにアフガンの経済を向上させ、民主主義を定着させる必要がある。 |
ーティーン・エージャーのモラルはどこへ行ったのか?− Teens attack homeless man;Where have teenager's morals gone? |
◆論説:ホームレス集団暴行事件の動機はあまりにも愚かすぎる。どうしてこのような少年が育ったのか。 |
|
|
|
◆ロシア側の予想を超えた成績を残した、札幌大学で行われた日本初ロシア語能力検定試験。 |
|
◆定年退職を迎える相馬教授に、なぜロシア語に魅せられ教員になったか、今後のことなど語っていただいた。 |
|
◆今年もロシア語学科ではロシアのクリスマス、ヨールカ祭りをロシア大使を招き、盛大に祝った。 |