<!--This file created 02.4.28 3:49 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>konno32j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+1"COLOR="#AF0000">自由な中での学生の在るべき姿</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>1年　金野　宏昭</P><P>　私達は、それぞれ目標を持って札大に通っているが、それは何だろうか。学力向上のため。楽しむため。あるいは、最終学歴が欲しいだけなのかもしれない。もちろんそれは、人それぞれである。だが、私達は大学生である以上、社会に通用する知識と教養を身につけることが、最低限求められる。そして、私達にとって一番大切な事は、この札大でしか出来ない事をする事であり、それが、札大生であることの意義になり得るだろう。札大でしか出来ない事と言っても、一言で語れるものではないが、今の私達を見てみるとどうだろうか。もちろんこの札幌大学は、サークル活動等が盛んであり、サークル会館内にもその活気が伺える。しかし、最近では、目標もなく何気なく過ごしている学生も少なくないのではないだろうか。</P><P>　サークル会館208号室は、学生自治会執行委員会室である。通称「執行部」と呼ばれているそこは、いわゆる札幌大学の学生における政治の中心地である。学生からの要望であれば、何でも受け入れ、それに応えられるように努めている。執行委員長で経済学部２年生の田和さんは「札大生は類を見ないイベント好きだし、活動的だよ。だけど、その営みをもっと知的なものにしなきゃいけない。また、サークル団体は、趣味、好みだけでなく、自分にとってプラスになる何かを見つけて欲しい」と語っている。更に「確かに、サークル等に属する生徒が減ってきている。それは、大学でなくとも自分なりのコミュニティーを作る事が出来るからじゃないかな」とも語った。確かに、趣味、好みであれば学外でも見つけることは出来る。つまり、それ以上のものを学生が大学に求めていないのが現状でなかろうか。あるいは、その必要性を感じていないのかもしれない。大学と言うのは、学生が主体となって運営される機関である。学生が学びたい時に学べて、課外活動をしたい時に、活動できる。そんな自由な環境が、学生の権威で保たれた、本来の在るべき大学を創る力になり得る。そして、そういう姿に近づくためにも、私達はもっと、行動力を持って大学と接していくべきである。</P><P>　今の私達・・・と言っても札大生、約7000人もの個性を総括することは出来ないが、一つの傾向として、札幌大学第3期生で、現在、大学生協の専務である斎藤さんはこう語っている。「現在は、就職難であるため、学生のゆとりが失われている。こういう閉塞感の中で、楽しめる何かを見つけなければ学生はつぶれてしまう。そうならないためにも、学生は集まって、一つでもいいから何かをする事が大切だ」。しかし、今の時代、社会で必要とされるのは、個人の能力である。現に、就職の場においても私達は競争しなければならない。それが、現在は、学生同士の協調性が欠けている一つの理由だろう。だが、個人の力にも限界がある。一人の力では、時代の流れ、風潮は変えられない。そういうものと向き合って克服していくためにも、集団となる事が求められる。集団の中の自分、個人としての自分。こういった二つの面から自分自身を見つめて得られるものは、これからの社会を生き抜く上で重要な役割を果たすだろう。最後に斎藤さんは、「私が学生だった頃は、執行部に対する要望が山のように来ていて、執行部は毎日それの対処に追われていたよ。今、執行部は学生の要望を待っているだけでなく、彼ら自身も何かを求めて、札大を引っ張って行かなければならない時ではないか」と、執行部に期待をよせている様子で語ってくれた。</P><P>　札幌大学は、自治会執行部も、大学の学生課の職員も積極的に、学生の要望に応えてくれる。今、足りないのは、私達自身の行動力でなかろうか。私達は札大生であると言う自覚を持って、改めてこの札幌大学を見渡してみれば、出来ることの可能性はいくらでも見出せるはずである。どんな事でもいいのである。やりたいことをおおいに主張することから始まるのである。そして、学生による様々な学術研究、発表等が大学構内を飾り、サ館内だけではとどまらない精力的なサークル活動が学生を引き込む。そんな、今以上に活発な、知的、好奇心に彩られたキャンパスが来る日を願って止まない。</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../32english/32topics.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>