<!--This file created 04.2.1 6:16 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>hasegawa37j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">ブルガリア夏のセミナー</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">3年　長谷川倫子</FONT></P><P>　今年の夏−７月27日から8月15日までの三週間、私はブルガリアでソフィア大学主催の第４１回夏期セミナーに参加した。これは外国の学生や国外に住むブルガリア人に、ブルガリアの文化と言語を教えるためのものである。</P><P>　そのセミナーの存在を知ったのは大学に届いていた案内状からだ。私はブルガリア語がロシア語と同じキリル文字を使っていることと、ブルガリアという未知の国自体への興味に突き動かされて申し込んだ。今回、食費や宿泊費などの滞在費はすべて主催者負担だが、渡航費は自己負担で会場までは自力で行かねばならなかった。</P><P>　今年の会場はソフィア近郊のバンキャという町にあった。7月27日に宿泊先であり、会場にもなっているジャーナリスト連盟アパートに着いた。部屋分けはだいたい国別にされていた。私と同室の3人はすべて日本人大学生だった。日本人の参加者は8人で、東京外語大学の学生2人、創価大学の学生3人、社会人2人に私だった。</P><P>　28日に行われたテストによりブルガリア語の能力ごとに6クラスに分けられた。そのクラスで月曜日から金曜日の8：30から13：00まで授業を受けた。前半は授業はブルガリアについてで後半はブルガリア語、文学、文化・民族学の中から興味のある授業を選択する。ただし、私のいた初心者クラスは前半と同じブルガリア語の授業が続いた。大学の授業より進みが早く、説明も英語なのでついていくのが大変だった。</P><P>　昼食のあとは自由時間になる。ブルガリアの夏は暑いが、日本のように湿気が多くないのですごしやすい。だが今年のヨーロッパは猛暑だったため昼は室内で宿題をしたり、昼寝をしてすごした。午後4時ぐらいになり、涼しくなった頃に近くの市場で買い物をした。日本人が珍しいらしく、皆の視線を浴びたり、子供が後を着いてきたりしたこともあった。この町では日本人はもとより中国人も韓国人も見かけなかった。そのせいか自分が「外人」であることをつよく実感した。だがバンキャで特別不快な思いはしなかった。のんびりした雰囲気の街でスリの心配もなく、安心して歩けた。物価が日本に比べて安いうえに、夏なので野菜や果物の種類も豊富で市場での買い物は楽しいものだった。</P><P>　夕方には中庭で民族舞踊と民族音楽を体験することが出来た。民族舞踊に何度か挑戦してみた。終わる頃には汗だくになるぐらい疲れるが楽しかった。ときどき夜にブルガリア映画の上映会やディスコが催された。土曜日と日曜日は遠足に行った。史跡、博物館とコプリフティッツァという町に行った。この町に行った遠足が一番楽しかった。建築様式や昔からほとんど変わらずに残る通りや家に歴史を感じることができ、人々が昔から同じように暮らしているようすも見れる。</P><P>　日本人がブルガリアと聞いて真っ先に連想されるものといえばヨーグルトである。この旅でたびたび食卓に現れた。ヨーグルトはドリンクやデザートだけではなく、キュウリを入れたスープやサラダに使われたり、リゾットにかけられたりしていた。はじめはこれらの取り合わせに驚いたものの意外にも美味しかった。酪農が盛んなためか乳製品はどれも美味しい。チーズは主に黄チーズと白チーズの２種類がある。白チーズは日本で見かけることはまれだ。見た目は木綿豆腐にそっくりなのだが、味は塩味の強いものだっだ。ブルガリアで好まれるこのチーズはサラダにかけたりそのままで食べたりする。料理はトルコの影響が強く、スープ類が充実していた。</P><P>　ブルガリアへの旅は強行日程だった。というのもセミナー参加の招待状を受け取った翌日に日本を出発しなければならなかったからだ。その上初めての海外一人旅で緊張と不安の連続だった。会場に辿り着ける自信すらなかった。しかも知っているブルガリア語は挨拶と「ありがとう」だけだった。だがなんとかなったのは準備段階から帰国するまで多くの人の助けがあったからだと思う。その方々には心から感謝している。</P><P>　私はこのセミナーに参加できて良かったと思う。そしてブルガリアという国に以前より興味を持ち、その言語も文化も好きになった。できることなら来年も参加したい。このセミナーは毎年開催されている。このセミナーに関する情報は通常ロシア語かブルガリア語を開講している大学の外国語学部に届く。もしあなたが申し込み招待状を受け取ったら、費用は渡航費だけで済む。だが諸費として520ドルかかることもある。このセミナーについての情報は在日ブルガリア大使館〈tel:03-3465-1021〉で知ることが出来る。もし興味を持たれた方は参加してみてはいかがだろうか。きっとブルガリアの魅力を堪能し、思い出深い夏を過ごせることでしょう。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../37english/topics37.html">Topics</A><BR><A HREF="../index.html">Index</A><BR>　</CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>