<!--This file created 07.2.8 10:25 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>takagi46j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">書評</FONT></B></CENTER></P><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">『鏡の法則』について</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">3年　高木　香苗</FONT></P><P>　</P><P>　</P><P>『鏡の法則』 野口　嘉則 著</P><P>総合法令出版. 2006年. 1,000円.</P><P>　</P><P>　野口嘉則によるこの本は、名前や細部は変えてあるが実在の人たちの、事実に基づいて書かれたものである。登場するのは「鏡の法則」によって人生を好転させた人物たちである。これは、「人生の中で起こっている出来事は、人生を映し出す鏡である」という法則である。つまり、私たちが心の中で思っている気持ちがそのまま現実の出来事に反映されるというのだ。例えば、いつも幸せな気持ちでいれば、現実でも幸せな出来事が起きるということになる。この本を紹介し「鏡の法則」から幸せな人生を送るためにはどうしたらいいのかを考えていきたい。</P><P>　本『鏡の法則』のあらすじは、小学生の息子が友達から仲間はずれにされているという悩みを持つ主婦・栄子の物語である。夫の先輩であり経営コンサルタントをしている矢口氏に相談を持ち掛ける。矢口氏は心理学にも詳しく、会社や個人の問題を解決している。彼から「鏡の法則」を聞かされて、息子が学校でいじめられていることと栄子が身近な人を責めていることとは関係があることに気付いた。栄子が責めていたのは、父親と夫だった。矢口氏と共にこの問題に取り組むうちに、彼らに対して感謝の気持ちを持つことができるようになる。栄子が若い時、父親が彼女に対して心配して言っていた言葉を彼女は疎ましいと思っていたので、母親になった栄子には、疎外されていた父親のつらい気持ちが理解できるようになった。それで、息子のことを信頼して見守っていこうと思ったのである。どうやって彼女の息子がついに友達をつくることができたのかは、本には書かれていないが、栄子の心の変化が息子の心に良い影響をおよぼしたのではないかと思われる。その結果、息子は明るくなり、友達をつくることができたのだ。そして、栄子は悩みから解放され、幸せな生活を送れるようになったのである。まさに、「奇跡」を体験しているような話なのである。</P><P>　この本で非常に感動する場面は、栄子が父親と夫に感謝の言葉を述べるところである。今まで、身近な人達に感謝の気持ちを率直に伝えるには、どれほどの努力が必要であるかを考えると、とても共感できる。感謝の気持ちを述べることが、お互いの絆を強く結びつけるのだ。そして、些細なことにでも感謝の気持ちを持ち続けることがとても大事なことなのである。</P><P>　また、次に大切なことは、今まで許すことができなかった人々を許すことである。許すということは、相手を認めることである。しかし、これにはもう1つの意味がある。それは、そのような問題から自分自身を自由にすることである。そうでなければ、許せないという気持ちが自分を孤立させ、自ら幸せな人生を手放すことになるのだ。許すことはとても難しいことだが、許せないと思う相手にも必ず感謝できる部分があるはずである。相手に感謝できる部分を見つけることができれば、相手のことを許すことができるのだ。そこから新しい人生が始まる。</P><P>　次に、本の中から「許すための8つのステップ」を要約する。</P><P>　ステップ1では、和解したい人を書き出し、その内の１人を選んでおく。ステップ2選んだ相手に対する気持ちをストレートに書き出す。</P><P>ステップ3　@相手の許せないと思った行為を書き出す。A相手がその行為をした動機を書き出す。B書き出したことを相手の未熟さや不器用さまたは弱さとして理解する。C相手がしたその行為の動機に意識を向けてこの様に宣言する。「私がそうであるように、○○さんも喜びを味わいたかったのだ。私がそうであるように、○○さんも苦痛を避けたかったのだ」</P><P>　ステップ4　相手に対して感謝できることを書き出す。ステップ5　@「私は、私自身の自由とやすらぎと幸せのために、○○さんをゆるします」と宣言し、彼らに感謝の言葉を10分以上繰り返し唱える。ステップ6　相手に対して謝りたいことを書き出す。ステップ7　相手との関係を通じて、何を学んだのかを書き出す。ステップ8　「私は○○さんをゆるしました」と宣言する。</P><P>　この本に示されていることは、悩みから解放され、そして私たちが幸せな人生を送るれるように私たちを励ますことである。そして、できたらすぐに行動に移すことが大事である。私たちに起きる問題は、必ず乗り越えることができるからである。なぜなら、私たちはそれらのことを解決する能力があるのに、それに気付いていないだけなのである。私たちには、立ち向かっていける準備は十分に出来ている。しかし残念ながら、私たちは自分に起きる問題から逃げてしまうことが多い。自分自身の力を試さずに、成長する機会を失ってしまっている。もし、困難な問題に出会ってしまったのなら、覚悟を決めて、勇気を振り絞り立ち向かっていくことが大切だ。そして、感謝の気持ちを素直に述べることである。そうすれば、人生は好転していく。この行為は、自分を幸せに導いてくれるし、また、周りの人たちをも幸せにするはずである。この本はその様な勇気を与えてくれる。</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../46english/topics46">Topics<BR></A><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>