<!--This file created 07.2.8 10:25 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>yoshida46j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=43 BOTTOM=758 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">Oasis in London</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">2年　吉田　文恵</FONT></P><P>　</P><P>　私には、将来なりたい職業の他に夢があった。イギリスに行って、ロックンロールの本場でオアシスを感じる事。今年の夏、その夢が叶った。私は高校生の頃から、イギリスはマンチェスター出身のロックバンド、オアシスのとりこになり、その影響で他のイギリスロックも聴くようになっていた。イギリスロックは、アメリカや、他の国のロックと違い、日本人に近いような特徴があると私は思う。繊細で礼儀正しい。いつでも陽気で楽天的というような雰囲気はなく、人の本当の心が素直に表れていると思う。それはお国柄とも言えるだろう。今回、語学研修でイギリスに行けると聞いた時、私はあまりにも嬉しくてどうしていいかわからなかった。もっと言葉が上手になってから行った方がよいのではと思ったが、こんないいチャンスを無駄にしてはいけないと思い、親の協力を得て、今回の研修に参加した。今までずっと憧れ続けてきたイギリス。多少の不安もあったが、思い切って飛び込んだ。オアシスはマンチェスター出身のバンドであるが、ロンドン市内にもゆかりの場所はいくつもあった。私は行けるところは全て行こうと思い、日本にいる間に入念に下調べをした。ロンドン市内では、オアシスのメンバーにもよく出会うことがあるという話を聞いていたので、オアシスの最高のアルバム、(WHAT'STHE STORY) MORNINGGLORY?とマジックペンを、サインをもらうためにかばんに入れておいた。</P><P>　イギリスへの移動はとてもつらかった。長いフライトと、なかなか寝付けないこともあり、大分いらいらしていた。少し落ち着こうと思い、オアシスの曲を入れたMDを聴いても、興奮してしまい、複雑な気持ちになってしまった。ヒースロー空港に近づき、ロンドンの街が目下に見えてくると、なんとも言えない熱いものが込み上げてきた。ヒースロー空港に着陸した時、私はとうとうイギリスに来たのだという嬉しさのあまりに泣いてしまった。</P><P>　空港に着いた途端から、私のオアシスの旅は始まっていた。ヒースロー空港は、オアシスのシングル、Donﾕtgoawayのジャケット写真に使われている場所だ。どのアングルでどう撮られたのかは全く分からなかったが、もうその場にいれるだけで嬉しかった。空港から、ステイ先への移動中も、オアシス関係の建物をいくつか見た。シングル、(WHAT'STHE STORY) MORNINGGLORY?のプロモーションビデオに出てくる大きなマンションや、オアシスが何度もライブを行ったEarlscourtも見た。それらはバスの中から見たので、あとで自分でもう一度来ようと思ったが、あまりにも遠かったために諦めた。</P><P>　ロンドンに着いてから何日間かは学校や、ステイ周辺に慣れるためにオアシス探しの旅はしなかった。何日か後、私はまずBerwickStreetに行こうと決めた。そこは、アルバム、(WHAT'S THE STORY) MORNINGGLORY?のジャケット写真が撮影された場所である。オアシスファンにはメッカとも言える通りである。その通りはロンドンの中心部にある。OxfordStreetから行けばとても近いのだが、間違えてPiccadillyCircusから行ってしまったために、とても迷ってしまった。巡回していた警察官に道を尋ねながら、どうにかして行こうとしたのだが、あまりにも通りが複雑なので教えてもらったとおりに行けなかった。どうしようと思いながらとぼとぼと歩いていると、見たことがあるような通りに来た。看板を見ればBerwickStreetと書いてある。迷っているうちにその通りに来ていたのだ。私は急いでかばんからアルバムを出し、目の前にある光景と、写真を重ね合わせてみた。アルバムの写真の中に自分が入り込んでいるような感じがした。私は感激してしまいその場で泣いてしまった。</P><P>　この通りには合計3回行った。2回目に行った時は、雨に降られたために、その通りの真ん中にあるカフェに入ってコーヒーを飲みながら通りを眺めていた。この通りにある中古ＣＤ屋さんの店員さんは気さくな人で、オアシスが好きだと言ったら、通りの説明をしてくれたし、カフェで隣に座ったお兄さんも、気軽に話かけてくれた。この通りは派手なロンドンの通りとは違い、下町というか、温かみを感じる通りであった。ここの人々はみな優しく、大都会にもこういうところがあるんだなぁとしみじみ思った。ここは上流階級者の通りではなく、労働者階級の通りだと思った。労働者階級出身のオアシスのメンバーがこの通りをジャケット写真に選んだのはそのためであろうか。</P><P>　今オアシスのメンバーは休暇中ということもあって、ロンドンではあまり街中でオアシスを発見することは出来なかった。私は友達から、CoventGardenというところにオアシスのグッズが売っていると聞いたので行ってみた。そこはとても小さなお店で、オアシスだけではなく、ビートルズをはじめ、沢山のイギリス出身のバンドのグッズが売っていた。私はそこで日本では売っていないカレンダーを買うことが出来た。店員さんはみな日本人の女性で、オアシスのメンバーがどこに住んでいて、どこに行ったら会いやすいかということまで教えてもらった。その後教えてもらった場所には行ったが、結局メンバーの誰にも会えなかった。</P><P>　もう一つ、イギリスに行ったらどうしても行きたい場所があった。ロンドン市内で一番大きいRegentParkという公園だ。この公園は、オアシスのシングル、Songbirdのプロモーションビデオが撮影された場所だ。この公園で、ヴォーカルのリアム・ギャラガーが大きな木の下で、ギターをかき鳴らしながらラブソングを歌っていて、曇り空ではあるが、とても晴れ晴れしい空気が伝わってくるとても素敵な歌だ。私はこの公園に行くために、１人でロンドンまで行った。バス、列車、地下鉄を乗り継ぎBakerStreet駅までたどりついた。私は出口を間違えてしまったために、１分で公園に行けるはずが、反対方向に歩いていってしまい、１時間もかけて公園に着いた。公園に入る前にＭＤをSongbirdにセットし、わくわくしながら公園に入った。その日もプロモーションビデオと同じく曇り空であったが、たくさんの家族連れやカップルが散歩をしていた。公園の中はあまりにも広すぎて全て回ることは出来なかった。水辺にハトや、日本では見たことがない大きいダチョウのような鳥がいっぱいいて少し怖かった。風がとても気持ちよく、そしてなんといっても音楽がとても心地よかった。まるで自分がプロモーションビデオの中に入り込んでいるような感じがした。自分もイギリスにギターを持っていっていたらその公園でSongbirdを歌いたかった。私はずっとSongbirdを聴きながら、ベンチに座り、絵を描き始めた。たくさん居る鳥や、大きな木を夢中になって書いた。すると、私の横のベンチにおばあさんと小さな男の子が座った。その男の子はとてもかわいく、私が手を振ったら笑顔で手をふりかえしてくれた。</P><P>　Regent Parkといい、BirwickStreetといい、オアシスに関係している場所にいる人と接するととても心が温かくなった。だからオアシスのメンバーはその場所を選んだのではないのだろうか。大都会でもやさしい心を忘れていないとても素敵な場所。私はとても気に入った。せかせかと忙しい町中で、それらの場所は別の土地に行ったかのような錯覚がした。私はまたイギリスを訪れたら、今回行った場所をまた訪れたいと思う。オアシスは、音楽で、私の心を温かくしてくれただけではなく、他の世界でも素敵な出会いをくれた。オアシスにはとても感謝している。私にものすごい影響を与えてくれたオアシスは、これからも私にものすごい影響を与えていくだろう。</P><P><CENTER>　<HR><A HREF="../46english/topics46">Topics<BR></A><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>