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<P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">知床国立公園への週末旅行</FONT></B>
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<P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">　</FONT></P>

<P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">留学生　デバン・パリク</FONT></P>

<P ALIGN=RIGHT><FONT
SIZE="+1">オーストラリア、シドニー工科大学</FONT></P>

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<P>10月５日金曜日、留学生仲間ジョゼフとライアンと私は週末旅行で知床国立公園へいってきた。札幌大学の秋学期は始まったばかりだったが、もし学期が遅くなってから行くと、計画しているハイキングや観光をするためには寒くなりすぎるであろうというのが三人の結論だった。こういうことを考えながら、札幌テレビ塔近くのターミナルから午後11時15分発のバスに乗った。夜行バスに乗ったのは今までに経験がなかったし、長い時間乗ることになるが、翌朝早く到着するので時間の節約にも、またその夜どこかに泊まる必要もなかったから、お金の節約にもなった。みんなは夜行バスのなかに用意されていた設備にはどれもこれもおおいに感心した。毛布、足載せ台、飲み物用缶置き、それに座席は驚くほど快適で家のベッドにはかなわないでも、十分に横たわれるものだった。
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<P>午前6時30分ウトロに到着した。そこは日本人や観光客が知床国立公園に行くときの入り口にあたる小さな町であった。午前8時にウトロのバスターミナルから10分ほどのところにある有名な滝を見物しに行くバスに乗った。私はその滝がそれほど凄いとは思わなかった。汚い柵が滝の上部をぐるっと取りかこんでいた。熊が入らないようにするためのものだと思われるが、知床「見所８カ所」のひとつから魅力を幾分かでも消していた。私達はウトロのバスターミナルに戻ることにしていて、帰りのバスは午前11時発であったが、私達は少々ヘマをしてしまい、結局、ウトロまで８キロの道のりを１時間20分ほどかけて歩いて戻った。長かったが、人影のない海岸線に沿っての景色には私達を惹きつけるものがあった。人家も店もなかった。国道に沿ってあるいているときに通り過ぎていった車だけが、唯一の生きているものの印だった。
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<P>ウトロのバスターミナルに戻って、知床国立公園でたぶん最も有名な「知床五湖」見物のバスに乗った。正午頃であったにもかかわらず、湖の上にはじゃまな霧がかかっていた。幸運にも、一時間かそこらで霧はあがり、次の湖に着く頃までにははっと息をのむような景色が見られた。湖水は水晶のように澄み、今までに見たことがなかったようなたくさんの数の魚が泳ぎ、驚くほど豊富な種類の植物、低木、葦が生えていた。残念ながら、四番目、五番目の湖は熊が活動しているので閉ざされていて、予定していたよりも早くユースホステルへと引き上げた。
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<P>チェックインを済ませ荷物を部屋に入れてから、散策に出かけた。熊の展望台で、幸運にも鹿を４〜５度も見かけた。その中の１頭は道路に沿って歩いていて、とても大きな角を付けた雄であった。それは写真撮影にうってつけのチャンスで、野生の鹿が見られるなんて本当にラッキーだ、とみんなそう思った。長い土曜日だったので、みんなユースホステルに戻って寝た。
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<P>日曜日は長く、疲れる一日になった。朝、バスに乗り損なって、結局ヒッチハイクを二回やってハイキングコースの出発点に到着した。二回とも出会った人たちはみんなとても親切であった。ハイキングコースは前の週に雨が降ったせいで、非常にぬかるんでいた。私は熊が近くにいるかもしれないので熊よけの笛を買っていた。私達は行きたいと思っていた場所に到着した―小さな展望台で前には美しい湖、後ろには大きな山を一望することができた。どちら側も山には何百本という木々が来るべき秋に備えて色づいた葉を散らせているところであった。それはこの上ない目の保養で、みんな何枚も写真を撮った。
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<P>このあと、知床半島のほとんど全部をめぐるクルーズに乗ったとき、幸運にも子熊が海岸線に沿ってえさをあさっているのを見た。日本で知床のような地域を見るのは興味深いことであった。ここはほとんど人間の手が入っていない野生の景観とともに森があり、熊や鹿がいる豊かな自然にあふれている。それは、東京や大阪、札幌で見るものとは正反対のものであった。私達三人ともこの旅行に行ったことを喜んでいる。
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