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<P><CENTER><B><FONT SIZE="+2">食品の値上がりと地球温暖化</FONT></B>
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<P ALIGN=RIGHT><FONT SIZE="+1">２年今村　梨奈</FONT></P>

<P>　食品業界で値上げの動きが広がっている。値上げをするのはルー製品、即席めん、マヨネーズ、果物ジュース、スナック菓子などで、約1割値上げする。ハウス食品は11月より、「バーモントカレー」をこれまで270円だったものを295円にする。家庭用カレールーの値上げは17年ぶりだという。スナック菓子「とんがりコーン」については値段を変えず、内容量を6-8%減らす。今後、こうした動きが多くの食品に及ぶことになるだろう。
</P>

<P>　値上げの理由は、自動車燃料に使うバイオエタノール原料となるサトウキビやトウモロコシの作付面積が世界的に広がっており、その分、食用油用の大豆や果汁用オレンジなどの栽培が減少したためとされる。
</P>

<P>　バイオエタノールは、サトウキビやトウモロコシなどの植物を発酵させて作ったアルコールのことで、ガソリンと同じように燃えるため、自動車の燃料として使うことができる。この燃料は地球温暖化防止に役立つと言われ、ガソリンの代替燃料として需要が高まっているのだ。バイオエタノールもガソリンと同じように燃えると二酸化炭素を排出するが、原料になる植物は、二酸化炭素を吸収しながら成長する。そのためにバイオエタノールは「カーボンニュートラル」とされているのである。
</P>

<P>　しかし、このことが今度は私たちの食生活を脅かす結果になった。このままバイオエタノールの増産を続ければ、世界中の食料が不足し、飢餓で苦しむ人が増えたり、やがては農作物を飼料とする牛や豚の価格も上昇させるという難局を迎えることも十分考えられる。
</P>

<P>　どうやらバイオエタノールが地球温暖化防止の切り札ではなかったようだ。そこでこの問題を解決するべく、新たな提案が出されている。それは燃料を植物原料だけに頼るのではなく、さらに別の代替エネルギーを使うことでエネルギー原料需要の偏りを抑えようというのだ。
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<P>　代表的な代替エネルギーとして今挙げられているものは、メタンハイドレード、液化天然ガス(ＬＮＧ)、ナトリウム硫黄電池などである。
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<P>　メタンハイドレードとは、メタンガスと水が地下の低温高圧下でシャーベット状になったもののことで、この地中に埋まったメタンガスを液体化して、液化天然ガスの代替エネルギーとして利用することが期待されているのである。
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<P>　メタンハイドレード層は海底に広く分布していることが確認されており、日本近海でも西日本の太平洋側などに広く分布していると推測されている。このメタンハイドレードが実用化できれば、元来資源に乏しい日本が、一気に資源大国になりうる可能性があるため、今後のエネルギー資源としての利用が強く期待されている。
</P>

<P>　しかし、このメタンハイドレードもオールマイティーではない。メタンガスは空気中に散布しても12年程度で分解されるため、二酸化炭素ほどは温暖化への影響はない、とはいえ大量に消費するとなれば、昨今の地球温暖化を回避しようとする活動に逆行しかねない問題がきっと浮かび上がってくるであろう。
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<P>　このようにたくさんの代替エネルギーが注目され、実用化に向けて研究がなされているが、これらはいずれ何らかのマイナス面がクローズアップされるであろう。加えて、資源と呼ばれるものはいつか必ずなくなるものである。どんなに画期的な資源が見つかっても、結局私たちがそれに依存しきっているようでは解決されないのである。
</P>

<P>　だから私たちが今地球温暖化防止のためにしなければいけないことはまず、余分なエネルギーの消費を抑えるということだ。例えば、徒歩や自転車を選び、車に乗るかわりに、可能な限り公共の交通手段を選ぶということだ。さらに、日常生活のあらゆること、食生活、衣料品その他様々なものを質素にすべきであろう。無駄を省き現在の大量消費文明を再考するときが来たのではないだろうか。
</P>

<P>　地球にも寿命があるので永遠に環境を守っていくことはできないが、それでもこの美しい地球を後世のためにも、できるだけ住みやすく、健康的に保つことは人間の役割である。
</P>

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<A HREF="../49english/topics49">Topix<BR>

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