3月15日 [研修30日]


[トピック] モスクワ最終日。荷物をまとめるのに四苦八苦。

 

 いよいよロシア最終日!!朝シャワーを浴びながらも、気持ちはもう日本に帰ってからのことをひたすら考えていた。しかし、スーツケースの重さが制限20キロをはるかに越えてしまっていたので、極力、対象になっていない手荷物用バックとリバーシブルジャンパーに重い物を詰めることにした。そのあと、やたらムチムチした体に、異様にふくれたカバンをしょい、バスで空港へ向かった。

 バスで眠ること約1時間、鼻水が出ていることに気づき目を覚ますと、もう空港は目の前だった。空港に着いてから、荷物チェックも無事終え、今度はボディーチェックが始まった。並ぶこと約30分、ふっと横を見ると、荷物チェックのときにいたアジア系の日本語流暢オヤジがおり、「引っかかりそうな物があればこちらに置いて下さい。」と言われたが、本しか入ってないから大丈夫だと思いゲートをくぐった。しかし無常にも「キンコーン」という音が鳴り響き「何も入ってないですよ。」というこちらの発言に、「そんなに膨らんでて、入ってないわけないでしょ!」と軽く突っ込まれ、探知機を持った人にボディーチェックを受けることになった。その人は「ポケットの中は何だ?」と言ってきたので、しょうがないので「クニーガ、クニーガ、クニーガ・・・」と言いまくり、中の物を出していった。しかし、中からはロシア語辞典をはじめ、国語辞典や文法書、ロシア語のテキストに文庫本と、本当に本しかなかったので、その人も何とも言えない笑みを浮かべながら通してくれた。そのあと、何ごともなく飛行機に乗ることができ、いざ日本へと出発したのだった。(O)

 

       飛行機に乗り、 -----------------

 

 

 朝9時に起きる。こっちで使ってたスポンジとか、洗濯用のロープとか、洗濯ばさみとか、砂糖とか、インスタントのコーヒーとかティーパックとか、日本に持って帰っても仕方ないものたちを1年間留学する人に託しました。シャンプーとかもね。みんなが、要らないものあげたから、もう買わなくても、1年間充分に過ごせそうよ。よかったね。

 あんまりおみやげ買わなかったから、スーツケースも意外と軽い気がしたけど???

 部屋の点検も済んで、ホントにすっかり思い残すことなかった。全然、さぁ、帰ろうぜーと云った具合。重量制限とか、税関申告書とか、だいぶビビらされてたけど、人数が多いせいか、全然すどおりだし、結構いーかげん。ルーブルの持ち出しも禁止とか云われてたけど、そんな点検、どこですんの。見つかったら、怖いと思って、厳重に隠したのに!!!

 モスクワ→羽田→千歳って、ちょくで帰って来るので、さすがに疲れます。(M)

 1ヶ月の間に、家の入り口の暗証番号をすっかり忘れていて、何回やっても開かず、大変でした。あせって、管理人さん家まで訊きに行ったり!やたらカンタンな番号だったことに気付いて、ロシア、恐るべし、と思いました。(M)

 それから何日か経って、インツーリストホテルから送った本が届いた時には、それも写真に撮った!カッコよくて!小包ってかんじが。ロシアからの匂いが!第2の故郷が、ロシアってちょっとカッコいいと思いました。(M)