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平成12年2月15日、火曜日。この日、私たち札幌大学ロシア語研修団の一行は日本を離れ、一路モスクワへと向かった。
それまでの半年間、ロシア語学科の先生方がロシアをキーワードにさまざまな角度から講義を進めてくれた。ロシア民族のもつ深遠な考えに触れることも、また路上のロシア人がいま何を商売しているのかを知ることもあった。とにかく、事前にできることはやったつもりだ。
過ぎてみると一瞬のうちに全てが終わったように思える。あれもこれもいい思い出ばかりだ。「暗い」「寒い」とばかり思っていたのだが、あんがいそうでもなかった。ロシアでは品物が安いと言われたが、すべてがそうでもなかった。しかし、そこで見聞きしたものは何ものにも代え難い。知の新しい地平線が現われたにも等しい。そんな研修日誌をご覧ください。 (山田ゼミ)