<!--This file created 00.7.8 5:34 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>Nakagawa26j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=613 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#AF0000">考えるコミュニケーション</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>2年　中川明子</P><P>　ここ１０年の間に、社会は大きく変化した。それはコンピューター無くして語れない社会である。２１世紀を迎え、一人につき一台のコンピューターという時代もさほど遠くはないのではないだろうか。札幌大学でも学生が個人用アドレスを登録し、自由にコンピューターを使えることから、多くの学生が利用している。もちろん、自分専用のコンピューターを持っている学生もいるだろう。彼等の使用目的は様々だ。レポート作成、インターネットでの情報収集、そしてもっとも多く見受けられるのがＥメールである。海外にいる友達、他大学にいる友達に送るのはもちろんのこと、同じ大学の友達同士の間でも、メールの交換が行われている。また、インターネット上でメール友達を探して、顔の知らない相手とのメール交換も行われている。</P><P>　二人の英語学科の学生とＥメールについて話を聞いた。一人は「普段はなかなか言い出せない話とか、メールだと言えてしまったりする場合もあるし、別に大した用がなくても暇な時間があったりすると送ってしまう。そのうちにメールボックスを開けるのが楽しみになっていた。」と話してくれた。また、ネット上でメール友達をつくったもう一人は方は、「ふつうの状況では知らない人に声をかけて友達になるなんてことは不可能だけど、メールだと簡単にできてしまった。」と話してくれた。このように、最近では多くの若者がメールを使って友達と『コミュニケーション』を計っているようだ。</P><P>　なぜ、彼等はメールに楽しみを覚えたのだろうか。また文字を送る手段として、ポケットベルが流行したときには、『ベルトモ』が流行した。どちらも人と向き合うのではなく、機械と向き合って、離れている人と『コミュニケーション』をとっている。これらは自分と直接関係のない人とのネット上のつき合いであり、なんら実質を伴わないものである。実際、メールなら人と接するときの緊張感もなく、伝えたいことをより簡潔に伝えることができるだろう。</P><P>　しかし、これが本当の『コミュニケーション』なのであろうか。人とのコミュニケーションをさけ、ネット上に逃げ込んでいるだけなのではないだろうか。またメールだけではなく、ゲームでも最近ではゲームの中で知らない人と対戦できるというものが続出している。もちろん画面の前では自分一人である。しかし、我々は楽しいが故にどんどんのめり込んでいってしまう。コンピューターの創り出す世界：バーチャル・リアリティーが現実になり、現実社会との区別をつけられなくなりはしないだろうか。そしていつの日かコンピューターと人間の立場が逆転し、我々はコンピューターに操られるようになるかもしれない。そう考えると、使い方を間違えるとコンピューターは我々にとって危険な道具になるのではないだろうか。</P><P>　現在、コンピューターは我々になくてはならない存在になり、コンピューターが社会からなくなることは当分ないであろう。しかし、我々も現実社会から離脱してはいけない。未来を担う我々は社会をコンピューターに乗っ取られないためにも、人と人との面と向かってのコミュニケーションをもっと大事にしていきたいものだ。</P><P><CENTER><HR><A HREF="Nakagawa26j.html">English</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../26english/26topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>