<!--This file created 00.7.8 5:34 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>Nasukawa26j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=613 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#AF0000">文学と学生を愛して</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>3年　那須川健</P><P>　豊国孝先生は、室蘭に生まれ、北海道大学英米文学学科を卒業した。長年小樽商科大学の教員を勤め、去年、札幌大学の教授に就任した。学生の頃からイギリス文学には造詣が深く、北大在学中はオスカー・ワイルドを専門とした。サークルは美術部、声楽部に所属し、現在でも油絵とカラオケが趣味である。</P><P>　彼の現在の専門である近代イギリス小説作家、Ｄ．Ｈ．ロレンスとの出会いは、彼が30代の時に訪れた。ある研究論文の作成のため、彼の自伝的小説『息子と恋人』を読み、深く感銘を受け、その作家の研究が彼のライフワークとなった。「太陽とともに始めよう。そうすれば、他のすべてのことはゆっくり、ゆっくりとおこるだろう。」これはロレンスがその『アポカリプス論』に於いて、他者や自然との関係性について述べた言葉であり、豊国先生の座右の銘ともなった。「人間の存在というものはその人間関係によって初めて実証され、それこそが生きている証なのだと思うのです。」と彼は言う。</P><P>　豊国先生は長い間この大学で非常勤講師として教鞭を執っていた。そのため、そのにこやかで気取らない人柄は私達学生にはもはや馴染みのものとなっている。授業でも打ち解けた雰囲気を作り、その文学作品の持つイメージを上手に提供してくれる。そのため、学生は単に訳や文法を分析するようなやり方ではなく、その作品に浸ることができる。「札大の学生達は素直で教えやすいですね。」物事を習う際に、偏見や堅さがあってはうまくゆかない。授業でも札大生は一方的に受け身にならずにきちんと返してくれるので、キャッチボールが成り立つのだそうだ。学生時代は自己認識の時代、だから学生には英語だけに限らず、例えば哲学、心理学、もちろん遊び等も通して、もっと幅広く、無駄を大切にして欲しい。若い頃はとかく直線コースを求めがちだが、一見回り道とも思えることでも、進んでやってみるべきだ。そこから自分を発見する手がかりが得られるのではないか、と彼は考える。</P><P>　インタビューの終わりで、彼はこうつけ加えた「授業の時は、私も学生もよそ行きの顔ですよね、ですから学生達とはその他の機会でも交流をはかり、本心のつき合いもしてゆきたいですね。」この言葉は彼が座右の銘を実践し、追い求めている証明であるように感じた。なにかあったときは気軽に研究室に足を運んで欲しいし、カラオケなどにも一緒に行ってみたいとのことなので、是非誘ってみてはどうだろうか。</P><P><CENTER><HR><A HREF="Nasukawa26j.html">English</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../26english/26topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P></BODY></HTML>