<!--This file created 00.7.8 5:32 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>Terada26j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=613 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#AF0000">葛西清蔵先生インタビュー</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>3年　寺田紳</P><P>　葛西清蔵先生は28年間札幌大学で非常勤講師として授業をうけもっていたが、北海道大学から札幌大学に赴任してきた。昨年度、彼の授業は英語史、英語学研究Ａ、英語科教育法などを教えた。彼の授業は時に生徒に厳しく、時に、ユーモアを交え、生徒の知的好奇心を駆り立ててくれる。私自身、英語科教育法で英語教師に必要なことを十分に学ばさせていただいた。</P><P>　私は葛西先生の教師になった理由や教師になるまでのエピソードなどを尋ねた。そこで興味深い話をいろいろ聞くことができた。そのひとつは、彼が子供の頃教師を志してはいなかったことだ。</P><P>　「ずっと大工になるつもりでした。なぜかというと絵を描くことや、ものを作ることのほうが得意だったからです。勉強には興味はありませんでした。」</P><P>　父親が彼の特性を見て彼に大工になることを勧めたという。彼は大工になることを考え高校進学は考えていなかった。しかし、これからの時代は大工も高卒の資格が必要であるという父親の言葉で葛西先生は高校進学を決意する。</P><P>　高校二年の時、大工になるという考えは彼の心から消えた。卒業後の進路を今度は父親ではなく母親に相談した。彼の母は安定した職業に就きなさいと言った。その時、彼はより高い教育の必要性を感じた。</P><P>　大学に入り目的を達成するため経済学を学ぶが、次第に教育関係のほうに興味を見出した。英語教師への道を歩み始めるのであった。</P><P>　彼を英語教師にさせたものはなにかと聞くと「子供と接するのが好きだったし、言葉に対して興味があった。この二つが私の人生を変えたんじゃないかな。今こうやって大学教授になっているのは大工になるという人生の道を大きくはずれたのかもしれないなあ。」と冗談をまじりに答えて下さった。</P><P>　教職についてから三年目を迎えた時、生徒が受ける職業適正検査を試しに一緒に受けてみたところテストの結果は教師不適格だったそうだ。もっとも適した職業はなんと工場で働く人、哲学者という判定が出たという。</P><P>　葛西先生は言う。「僕が思うのに適正それ自体は重要ではない。自分がやりたいかやりたくないかが大切なんじゃないかと。多くの人は親にこれが向いているよという言葉によって縛られてしまいがちだ。最も重要なことは自分がしたいことをすることだ。」</P><P>　彼は続ける。「僕がこのように言うのには理由があるんです。それはぼくの大学時代の同級生で会社に勤めてどんどん出世した人がいるんだけれどもその人は「僕はこれで良かったのかな」と言ってるんです。その人は大学時代一種の流行で経済学を勉強しちゃった人なんです。自分の好きな道を歩めなかったんですね。僕はたまたま経済学からはずれちゃったんだけれども。」</P><P>　葛西先生は北海道英文学会支部長の経験もあり、いくつかの本も出版している偉大な教師である。また、彼の人柄からか彼を尊敬する先生、生徒も数多い。彼はいつも言っていることがある。「教師はいつも生徒の目線にたって授業を展開しなければならない。」この言葉を葛西先生は自ら実践する教師である。生徒は英語以上の大切なことを学ぶであろう。最後にインタビューに答えてくださった葛西先生本当にありがとうございました。</P><P><CENTER><HR><A HREF="Terada26j.html">English</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../26english/26topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P><CENTER>　</CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>