<!--This file created 02.1.16 4:14 PM by Claris Home Page version 2.0J--><HTML><HEAD>   <TITLE>shimakura29j</TITLE>   <META NAME=GENERATOR CONTENT="Claris Home Page 2.0J">   <META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html;CHARSET=x-sjis">   <X-SAS-WINDOW TOP=42 BOTTOM=613 LEFT=4 RIGHT=534></HEAD><BODY BGCOLOR="#FFFFFF"><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#D6D600">出会いの場、学生相談室</FONT></B></CENTER></P><P><CENTER><B><FONT SIZE="+2"COLOR="#D6D600">〜渡辺さん、１１年間ありがとう〜</FONT></B></CENTER></P><P ALIGN=RIGHT>１年　島倉朱希</P><P>学生相談室といえば暗い雰囲気で、悩みを抱えている学生のみが利用する施設と誤解してしまいがちだ。しかし前回の「一人暮らしをして」という記事を書くため資料を求めに相談室を訪れると、そこにはそんな偏見を感じさせない一つの出会いがあった。そこで今回は他校からも「起動している」と評価を受けている我が校の学生相談室を紹介する。</P><P>札幌大学の学生相談室は１９７７年に開設された。中央棟1階、医務室の隣りの少しわかりにくい場所にあるのだが、いつも１５、６人の学生達が訪れにぎわいを見せている。利用学生もさまざまで履修相談に来る人もいれば、ローンなどの金銭トラブルや水道凍結のトラブルを抱えて来る人もいる。中にはかつて相談室を利用した卒業生もここを訪れるという。</P><P>そんな学生達を全員受け入れてくれるのがここの相談員の一人、渡辺宏子さん。彼女は養護教諭という経歴を経て、１１年前から札大に勤務している。学ﾐｶ達から「大学のお母さん」と呼ばれている彼女は養護教諭時代の活躍を、今年７月２６日に文部大臣から「学校保健功労者」として表彰される。学生達に施すケアも多彩で、彼女は学生達の相談相手になるばかりではない。相談室を訪れる学生達にそれぞれ自己紹介をさせ、悩みを抱える学生同士を話し合わせる。そのことにより彼らは互いに支え合い、自ら解決法をみつめてゆく。学年、学部を超越した出会いがそこにはある。</P><P>渡辺さんの他には各学部にそれぞれ１名、計６名と法律担当等の相談員がいる。私が調べる範囲では他校の相談室はたいてい医務室と兼用になっており、専門の相談員がいないようだ。これに対し、札大の相談室は医務室とは別に独立してあることから、この組織は札大学生相談室の特徴ともいえよう。法律関係のトラブルにあった学生に関しては札大法学部教員スタッフにもバックアップをしてもらおうという取り組みがあり、学生に対するケアは万全だ。たくさんの学生達が気軽に、安心して相談室を利用できるのも、このような学生重視の姿勢をとる相談員の方々のおかげである。</P><P>ただ資料を求め相談室を訪れた私にさえ、「人生は出会いです。一つ一つの出会いを大切にしていきましょう」と握手を求めてきた渡辺さん。残念なことに彼女は定年退職のため、今年３月３１日をもって札大学生相談室を去ってしまう。しかし彼女が築きあげたこの相談室、「出会いの場」で新しい相談員もきっと活躍してくれる違いない。そして渡辺さんは最後にこう言っていた。「多くの学生達がここ、相談室を訪れ、明日への力を得るのは私達の努力ではなく、学生達の互いの出会いの力なんです」</P><P>このように素晴らしい札大学生相談室。今後も気軽に、出会いの場として利用され続けてほしい。</P><P><CENTER><HR><A HREF="../29english/shimakura29e.html">English</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../29english/29topics.html">Topics</A></CENTER></P><P><CENTER><A HREF="../index.html">Index</A></CENTER></P><P>　</P></BODY></HTML>