3月9日 [研修24日目]


   Масленица(マースレニッツァ=バター祭り???→ 謝肉祭)

   雪が降ってたけど,春のお祭り。


 今日は、授業の後、春のお祭りがあるとのことで、みんなでその会場に地下鉄で向かった。お祭りと言うからには、露店が立ち並び、楽しい1日になると誰もが思っていた。しかし、行く途中たしかに露店が立ち並んでいたが、ジダさんは止まる気配がなく、どこかを探しているようだった。「自分たちのための会場が用意されていて、そこで飲み食いできるのかな」なんてことを思っていたら、さんざんさまよい続け、結局、着いたのが変な建物だった。

 「ここで飲み食いするのか」と安心していたら、靴をたびのような物に履き替えろと言われ、素直に応じていると、民謡服を着た女の人が2、3人現れ、何かを説明し出した。たぶん昔の人の生活ぶりについて説明していたんだと思うが、あまり興味がない上に、ロシア語だったので全くわからなかった。

 その後、よくわからないまま、帽子と民謡服を着せられ、音楽に合わせて踊らされたあと、お茶をして帰ることになった。自分を含め、みんな納得いかない顔をしていたが、ジダさんに言うのも悪い気がして、おとなしく帰ることにした。

 しかし事件が起きた!帰りの地下鉄で変なガキンチョ3人に付きまとわれてしまい、疲れている中、一気に緊張が走った。ジダさんも懸命に逃れようと警察にも呼びかけていたが、すぐに着いて来る始末。「警察なんてこんなものだ」などと思いながら、しばらく必死に逃げ回っていると、何とか逃げることができ、くたくたになりながら無事寮に戻った。今日は特にどっと疲れたので、ビールを飲んで寝ました。(O)


 マースリニッツァって、結局なんだったのか、風邪でしんどくて、どれどころぢゃなかった。 おとなしく、寮に帰ればよかったのに、こんな日に限って、おそろしいめにあったり、余計疲れた。スコットランドを思い出すほど、モスクワっ子のジャンキー魂を見ました。(M)