札幌大学校友会会報  第34号(ページ)


支 部 だ よ り

[新潟支部]

全国の校友のみなさん!Eメールで大いに語り合いませんか?

支部長 樋沢康博(経済・昭和53年卒)

 

 新潟支部では、昨年度から校友相互のコミュニケーションや執行部事務通信手段としてEメールを活用しています。これなら遠距離交流もなんのその。全国の校友のみなさん!気軽にメールで親交を深めようではありませんか。新潟の情報、青春の思い出、熱きこころ、激論、悩み相談、就職相談など大いに語り合いましょう。ただし、金銭相談はお断りいたします。

  メールアドレス

 樋沢康博(支部長)

 hizawa@sweet.ocn.ne.jp

 高橋徹(副支部長)

 tkym@info-niigata.or.jp

 柏木司生(事務局長)

 tsukao@post.tinet-i.ne.jp


[山形支部]

支部総会は誰もが若かった学生時代にもどるときです。

支部長 植木寿一(外英・昭和51年度卒)

 

 平成11年11月4日、ホテルイーストワンで支部総会が開かれました。校友会本部から本田副会長、岡地総務委員長、大学からはロシア語学科の山田教授、工藤総務課係長にご出席いただき、活動状況報告、役員改選を行いました。懇親会には宮城支部の高平昌博さん、山形に転勤でこられた佐々木務さんなどが顔を揃え、学生時代の想い出話に花を咲かせました。

 今回出席できなかった校友のみなさん、次回の総会でお会いできることを楽しみにしています。

 


[富良野支部]

美しい四季の風景が自慢の富良野に遊びにいらっしゃいませんか?

支部長 本間敏行(経済・昭和51年度卒)

 

 大雪山連峰や夕張岳に囲まれる富良野はラベンダー畑や丘一面に広がるパッチワーク模様の田園風景は、北湖道を代表する景色のひとつとしてあまりにも有名です。

 7月27日〜29日には町をあげて『北海へそ祭り』が行われますが、支部行事として私たちも前夜祭からおへそを出す愉快な踊りの輪に参加します。また、4月の役員会、5月には定期総会、8月ジンギスカンパーティー、10月ボウリング大会、12月忘年会、1月新年会と、年に5〜6回顔を合わせ交流を深めています。

 今、富良野地域では土地改良区および農業協同紙含の統合の話題でもちきりです。改良区は今年4月から、農協も来年4月に向けて大忙し、そこに勤める先輩後輩もがんばっています。みなさんもぜひ、富良野にいらして私たちと交流しませんか?支部一同、お待ちしています。

 


[関東支部]

4年ぶりの総会に懐かしさも楽しさもひとしお。次回は平成13年の予定です。

支部長 浜口真一(外英・昭和47年度卒)

 

 平成11年4月29日、1年ぶりに開かれた総会は池袋サンシャインビルで賑やかに開かれました。59階の会場から眺める景色は前日からの雨でスモッグを洗い流し、鮮やかなパノラマそのもので総会を一層晴れやかに盛り上げてくれました。

 予定より一年遅れの開催でしたが、それが功を奏したのか各地から開催を望む声が上がり、待ちかねたように多くの方々が参加してくださいました。なじみの顔、新しい顔、年齢もさまざま。でも同窓生は目に見えない絆で結ばれているかのようにすぐに打ち解け、遠慮のない楽しい会となりました。次回開催は平成13年を予定しています。さらに多くの方々のご参加をお待ちしています。

 


[秋田支部]

『夢』を見るなら...

支部長 浅野修(経済・昭和51年度卒)

 

 景気低迷が続くなか、忍び寄る、不況の足音に眠れない夜がある。そんな夜に限っていやな夢を見る。ある日、ニュース特集のなかに『大学が危ない』というタイトルを見つけた。脳裏に一瞬「札大」がよぎる。その夜私大の夢を見た。所詮は夢と思うが、同じ見る夢なら仕事に、友人や家族の語らいにいい夢を見たいものだ。それもでっかい夢を...。

 支部活動がちょっとしたきっかけで休止してから、早5年。「金を使って遊んでいていいのか」「ほかに使い途はないか」「札大のためになることは?」などを自問自答の年月だった。秋田支部が誕生してから10年、節目の年である。

 そして今年はミレニアム2000年、21世紀に向けて何を捨て、何を持っていくのかを見極める年でもある。行動を起こしたいものだ。私にとって「札大」は青春そのもの。その熱い思い出を21世紀へつなげたいと思う。毎年6月に「札大」を訪れるたびに、青春を謳歌した同志とともに何か活動できればと夢を見る。たとえば秋田支部会員が西岡の大地に集い、肩を組み、声高らかに校歌を合唱する!?近い将来、必ずや実現させてみたいものだ。離れつつある支部会員一人一人の心を呼び戻し、わが青春の「札大」を共通の夢として。

 


[青森支部]

支部設立20年を節目に、連帯を誓いました。

支部長 石井徹(外英・昭和47年度卒)

 

 皆様、いかがお過ごしですか?青森支部は昭和55年1月に設立して以来20年が経ちますが、その間11回の総会、4回の講演会、入試相談会などを行いました。新体制としてスタートした組織は3年目を迎えます。

 平成11年度は予定通り、昨年11月6日青森県教育会館で第4回青森セミナー(講演会)と東北地区支部連合会総会・青森支部第11回総会を開催しました。「戦後教育の反省とこれからの教育」について、本学学長の山口昌男先生が講演、有意義なひとときを過すことができました。その後の第11回支部総会では、第2期卒業生の文化学部教授の御手洗昭治先生はじめ校友会の谷克己副会長、武田修一組織委員長、山形の植木支部長、宮城の高平副支部長が駆けつけてくれました。講演会の感想や母校の情報交換など会話も弾み、連帯の輪が一層大きく強いものに育っていることを感じました。今後も引続き一体感のある結びつきと充実したおつきあいをよろしくお願いします。

 


[北見支部]

商業圏の変化にめげずに。支部活動は元気に3月から始動します。

支部長 山崎正樹(経営・昭和48年度卒)

 

 北見地方は例年にない大雪に見舞われ、除雪も追いつかない状態で街は常に雪の山で埋め尽くされています。寒さもマイナス25度近くなる日が続き、1月中はほとんど真冬日だったほどです。現在北見管内市町村の人口は341,000人。この商業圏にマイカル北海道が11月より活動を開始することとなり、今後大きく変貌していくと思われます。近隣の市町村にも大きな影響をもたらすことが予想され、商業街づくり協議会でさまざまな討議がされています。大型雇用、多様な商品揃えなど一般の方々には魅力的な出店でしょうが、既存店などは戦々恐々、不安な日々を送っていることも事実です。

 支部活動では、3月に支部総会の開催に向けて今月中に開かれる役員会によって決定、ご案内する予定です。みなさん、その節はぜひ多数のこ参加をお待ちしています。

 


[函館支部]

毎月の情報交換の集まりに参加しませんか?

支部長 高橋悦郎(外英・昭和46年度卒)

 

 昨年11月13日、函館国際ホテルで行われた支部総会を開催しました。懇親会では、校友各位から寄贈された景品でビンゴゲームが行われるなど、まるで学生時代に戻ったかのように盛り上がりました。また、1月22日の新年会では、平成12年度の支部行事および新幹事10名を決定しました。今年は5月中旬の花見会(五稜郭公園)、11月11日には平成12年度支部総会(函館国際ホテル)、1月下旬には新年会を開催する予定です。

 また毎月1回支部役員を中心に情報交換をしています。まだ一度も参加されていない校友がおられましたら、支部長または事務局までご一報ください。

 


落語は人類を救える?!

落語家   初代 橘家富蔵 
高橋英義(経営・昭和53年度卒)

 

 札幌大学を卒業し落語家になって21年目。入門してから前座で月の家杵助、二ツ目で橘家舛蔵、そして平成7年に真打に昇進し、初代橘家富蔵になり「師匠」と呼ばれる立場になりました。仕事は東京都内の寄席ばかりでなく、北は北海道から南は九州、沖縄と全国津々浦々へ参ります。

 そして今年は2000年、時代は変化を見せ海外へも出かけるようになりました。つい最近ではバンコク、ジャカルタヘ行って参りました。バンコクでは500人、ジャカルタでは400人、日本語を勉強している現地の方がいらっしゃいましたが、海外で働いている日本人の多いことにたいへん驚きました。

 お客さまのなかには「2年ぶりに日本語を聞きました」とうれしそうに声をかけてくださる方もおられました。そのとき私はひそかに「落語は人類を救える!」と思ったものです。

 学生時代は落語研究会、通称「落研」に所属していました。その落研も平成10年に25周年を迎え、OB・OGもいまや200人近くを数えるとか。後輩で根室出身の金原亭桂太君が私に続いて落語家になり、真打を目指し二ツ目でがんばっています。

 毎年夏と秋の2回出身地の網走管内常呂町はじめ佐呂間、女満別、小清水、旭川、中川、富良野、札幌、ニセコなど道内各地で私の落語を聞いていただいています。場所は学校、病院、ホール、おすし屋さん、ホテル、居酒屋などですが、偶然にもお世話してくださる方やお客さまのなかに卒業生がいらっしゃることもあります。校友会の関係で各方面からお声をかけていただけることをたいへんうれしく思っています。

 卒業生がいろいろな分野でご活躍の様子ですが、たとえば芸能という分野で一同が会し、ジョイント・コンサートのような企画はいかがでしょうか。私にできることがありましたら、気軽にお声をかけてください。どこへでも伺います。

 さて、日本はいま「少子化」が進んでいます。校友会がいろいろな面からサポートしてゆけば、30周年という歴史を重ねた札幌大学にまた新しい時代の熱い風が西岡の地に吹くものと思います。そして期待しています。

 結びに「札幌大学校友会」と掛けまして「外国人がみた日本」と解きます。そのこころは「フジヤマの魅力が光っているでしょう。」お後がよろしいようで。

 

Tomizo橘屋富蔵師匠 札大卒業式で司会を務める